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チェルシー 0-0 ウォルバーハンプトン  トゥヘル初陣

プレミアリーグ第20節 ウルブズ戦レポ


トゥヘル初陣!!3バック?4バック?変則的な形でできました。

攻撃

基本はアスピ、チアゴ、リュディガーの3CB

コバチ、ジョルの2CM

外に張るチルウェルとオドイに、ハーフスペースにツィェクとハヴァーツが自由に入れ替わりながらポジショニング。

CFのジルーと5レーンの使い方を整理した上で、アスピリクエタの攻撃参加や、ハヴァーツやオドイの活かし方を用意出来ているのはさすがトゥヘル。

ビルドアップでは、ランパード政権でグダグダだった2ボランチでズレを作れない現象が、ある程度縦のズレも作りつつ、ハーススペースのハヴァーツやツィェクへの縦パスのシーンは多々見受けられましたし、右WBのオドイが積極的にダイアゴナルランを繰り返し、こぼれをツィェクが狙う形など、ロングボールからの形も用意出来てるのもさすが。

後半からは両WBにオドイとプリシッチが入ったり、趣がある戦術、人選共に見てて面白かった。

気になった点を強いていえば、オドイのダイアゴナルに入らなかった際の右の大外を張る選手、個人的にはアスピがもうちょっと上がって欲しい場面が散見されていましたがリスクもあるのでツィェクが張るのか、ここがスムーズに出来るともっとダイナミックな攻撃が見れそう。

あとは、左サイドで直接ゴールを狙う抜け出しの頻度の少なさ、リュディガーが上がっていく訳ではないので、コバチッチがドリブルで運べるのは重々承知ですが、もう少し高いポジショニングをして欲しい場面もありました。

守備

基本引く気はなく、相手のビルドアップにはシャドーが相手の2ボランチを抑えながらCBにプレッシャーをかけ、山を越された際も、ボランチやWB、降りていくポデンセやネトにもしっかりCBが押し上げていて、3バックの迎撃守備をうまく活かす前プレに、攻撃しながらのリスク管理(3cb+2cm)にネガトラの意識の高さを保ち続けられたのは、選手個々のモチベーションの高さも伺えました。

守備で気になった点は、用意しているとは思いますが、押し込まれた際のチルウェル、ハヴァーツが降りた4-4-2への可変がスムーズにできるのか(特にツィェク、ハヴァーツが自由に動くのと、左WBにオドイやプリシッチを使った場合はどうなるのか)と、アスピリクエタの出足の良さにジョルジーニョが上手く連携できていないことなどは改善に期待。

感想

ウルブズがかなり守備的に臨んできたこともあり、中々決定機を作れていなかったとはいえ、攻守両面に土台や決め事を練習2日かな?で落とし込んでいてランパード政権に比べると雲泥の差ですし、なんなら感動すら覚えました‪(´;ω;`)

結果は0-0で、尚且つ被決定機のシーンも結構ありましたが、これからどんどん良くなっていくと思いますし、何よりウルブズの守備が物凄く良かったですね。

トゥヘルの元だと、ドイツ人の3選手、マルコスアロンソやクリステンセン、カンテが相方ならギルモアなどはまた復活出来そう!!*1

逆にリースやズマは厳しそうだけど人選によって変幻自在に戦い方を変えられるトゥヘルなら使いこなしてくれるはず!!笑

あとマウントも見たい!!

 

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*1:o(。>ω<。)o