2021-02-09 チェルシー2-1シェフィールド 苦しみながらも3連勝 プレミアリーグ第23節 シェフィールド戦 レポート 3連勝!!CL出場圏内に近づいてきましたね!! ①ビルドアップ チェルシーの3-4-2-1に対し、シェフィールドは5-3-2。 チェルシーの3バック、主にアスピリクエタに、シェフィールドの中盤のフレックがプレッシャーをかけ、余った中盤の2枚は、場所を優先しつつもジョルジーニョとコバチッチを押させつつ、WBと3バックは人について、特に3バックは迎撃守備をかなり意識した守備構成で、チェルシーは苦しんでいました。 苦しんでいた原因としては…… 1.中央を固めた守備に対し、2CMのズレが少ない。 2.手薄なサイドに人数をかけれていない。 特にWBが人につくので、プレスの逃げ所、起点としてWBが引っ張った手前のスペースにシャドーが降りてくるだったり、シャドーとWBのポジションチェンジ、コバチッチorジョルジーニョが後方に下がってハーフスペースに更に人数をかけ、迎撃守備に効果的なレイオフを狙う動きなど、ある程度押し込めて余裕が出来た時は大丈夫なんですが、プレスをかけられた際に、ジルー以外の起点が欲しい所。 その中でも後半の3-4-1-2の修正は流石トゥヘル。 2トップがWBと両脇のCBの間に入りピン留めすることで、自由に動くマウントに迎撃出来ない+WBが更に受けやすくなる形になり、サイド起点のプレーが増えるようになりました。 しかし、3-4-1-2はサイドの守備が難しいので、同サイドに人数をかけてくるシェフィールドには相性が悪く、すぐにカンテをいれて5-3-2に修正。 ②トランジション 守備のトランジション、ネガトラの場面では、シャドーのヴェルナーとマウントのプレスバックの貢献は計り知れない。 ジョルジーニョの所でカバーしきれなかったり、かわされるシーンが結構あったのは心配。 ポジトラで気になったのは、ファーストブレイクを狙う頻度。 シェフィールドが、かなりサイドに人数をかけるので、ポジトラに移行した際に、ショートパスだと圧力が強いので、ボールサイドの逆のシャドー、WBなどが、ジルーともう1枚2枚速攻を狙えると、今日のようなハイライン相手にもチャンスが増えそう。 ③守備 サイドを突破されるシーンやオーバーラップしたCBのアーリークロスを上げられるシーンは結構ありましたが、3バック中心に中央の守備は行えていましたし、特にクリステンセンはミスもなく、タフでクレバーな対応を見せてくれました。 リュディガーのOGは……仕方ない! この試合のみならず、メンディとDFラインの連携ミスは散見されているので少し心配ですが、日に日に良くなっていく事を祈りましょう。(๑•̀ㅁ•́ฅ✧ 最後のシュートストップは痺れた! ④得点シーン 先制点のシーンは、アロンソではなく、チルウェルを起用した利点がかなり効いていましたね。 ヴェルナーへのスルーパスのみならず、スピードを活かして抜け出しを狙うシーンもありましたし、アロンソとの競争は楽しみです。 ヴェルナーの抜け出しもマウントのシュートもスーパーでした。 2点目はヴェルナーのパスカットから2試合連続PKゲット。 これをジョルジーニョが仕留めて今シーズン5点目!(๑•∀•๑)! どうだろう……そろそろヴェルナーが蹴ってもいいんじゃないかと思う今日この頃。 ジョルジーニョの安心感は以上だけど笑 感想 今回はジルーを頂点に置いたシステムですが、ジルーがいるだけで縦パスの頻度がかなり増えてる気がします! 序盤は苦しい展開でしたが、前半の内に点取れたのはほんと良かったです! リュディガーのOGは痛かったですが、この試合通してのゴール前を隠す守備は安定していますし、まだ相手に決められてはいないのでほぼ無失点継続です!笑 CLが近づいてきました来ていますが、アトレティコのコロナ感染は心配です。