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チェルシー 1-3 アーセナル   垣間見えた監督の実力差

 

プレミアリーグ 第15節 アーセナル戦レポ

大不振のアーセナルに3失点の完敗。

アーセナルは守備時に、カンテにスミスロウ、2IHに2ボランチと、チェルシーの逆三角形に、三角形ではめてきました。

CBにはラカゼット単体か+WGのコースカット。

これに対しチェルシーは、コバチッチやマウントの降りる動きから、ハーフスペースのWGやエイブラハムポストで起点は作れていました。

しかし点を取られてからは、ビルドアップはおろか、相手のコースカットの術中にハマり蹴らされてしまうシーンが散見されていました。

失点を重ねて、ある程度ボールを握れるようになった時間帯でも、ツィェク不在の右サイドのメカニズムの悪さ、攻めながらのリスク管理などはまだまだ。

得点シーンは、オドイのスピード&クロスにプリシッチのヌルヌルドリブルは笑っちゃうくらい凄かった笑
エイブラハムもしっかり相手の前に入ってゴール。

その後もマウントがPK奪取するもジョルジーニョはCL含め今季3度目の失敗。

PK失敗は痛すぎましたが、varの介入により勢い乗り切れない歯がゆさは絶妙ですね笑

この試合でもビルドアップで選手が逡巡していることや、交代による配置換えで、カンテに散々クロスを上げるのにも関わらず、ジルーを使わないなどの不条理さは、もう仕方ないですね(´;ω;`)

枷をかけるとは言いませんが、ある程度、後方でのビルドアップの土台は確立したい所。

アーセナルの攻撃時は、エルネニーのダウン3、スミスロウが左、サカが右ハーフスペースに入るのが基本で、状況に応じて、マルティネッリやベジェリンがハーフスペースに入ってきたりと5レーンを活かした攻撃は素晴らしかったですね。

ラカゼットもチアゴ・シウバがタフについていたとはいえ、随所でポストプレーや周り活かすポジショニングは流石。

チェルシーは守備時4-5-1ですが、WGのコースカットなのか、IHの一角が出ていくのか曖昧で、特に出足のいいコバチッチの裏を利用されて、ジェームズの所で2対1を作られていました。

昨シーズンのいい時は、ウィリアン、アスピリクエタの気の利く守備に加え、後方の選手が釣りだされても、中盤のスライドがハッキリしていたのですが、、、

1失点目のシーンではジェームズの粗さが目立ちましたね。

直後のシーンで、プリシッチにヘルプを求めていましたが、ペナ内の1体1で豪快に足を出すのは危険ですし、抜かれたあとの対応を正直最悪でした。

その後の2失点は止めようがなかったですが、それ以前の守備の構造、特にIHが出た裏のカバー、WGの外側から上がってくるSBへの対応は悔やまれます。

感想

なんと言ってもアーセナルが素晴らしかったですね。

サカのポジション変更、マルティネッリとティアニーの連携など、ピースがガチっとハマった感じがありました。

チェルシーは、レポでは散々でしたが、結構チャンスを作っていて、特に序盤は、チャンスにはならなかったのですが、チルウェル、マウントのトランジションの走り、ゴール前の人数のかけ方は良かったですし、ツィェクが復帰すればだいぶ変わりそう。

個人面で言うと、ヴェルナーがほんとに心配(´・ ・`)
オフ・ザ・ボールや守備面の貢献は健在ですが、なんと言ってもパス、シュート、ドリブルなど簡単なミスが目立ちますね。

ココ最近点を取れてないことからもスランプ状態なのは伺えますが、個人的には、セカンドストライカーや3バックのシャドーなど、より得点に直結する所で使って欲しいです(T^T)

しかしトーマス、ガブリエウ不在の中、7戦勝利無しのアーセナルにここまで叩かれると、さすがにメンタルに来ますね笑

次節のヴィラ戦が今年最後のゲームなので、しっかり勝って新年を迎えたい!🎍

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