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チェルシー 0-0トッテナム 垣間見えたモウリーニョイズム

プレミアリーグ 第10節 トッテナム・ホットスパー戦 レポ

 

かなりハイレベルな攻防の応酬でした。

 

まずはシティ戦同様、トッテナムの組織された守備は手強かったですね。

 

チェルシーのマウント下がる→ヴェルナーが中に入る→チルウェルが高い位置を取る一連の流れは、4バックにかなり効果的で、ヴェルナーが中に入ることで相手のSBが中を気にして大外のチルウェルがフリーになるのですが、トッテナムの2ボランチのホイビュア、シソコが常にSB裏のハーフスペースをかなり深い位置まで埋めてくるので、ニアゾーンを完璧に閉ざされていました。

 

逆にその守備を逆手に取り、シソコ、ホイビュアがサイドの深い位置にポジションを取る際に、空いた中央のスペースを上手く使えなかったのは残念。

 

右サイドでは降りすぎずに相手の2トップの脇から運んで行ったコバチッチから中のツィエク→外のジェームズからのクロスで決定機を作りました。

 

その後もズマから直接高い位置のジェームズにパスをしてからクロスを上げるシーンを見ると、IHが降りすぎず、相手の中盤を深い位置に戻らせない動きは効果的かもしれませんね。

 

今日ほどジルーを見たい試合はないくらいショートパスで崩す際はポストプレーが鍵になる試合でしたし、遠方攻撃を使うなら尚更。

 

その中でもエイブラハムの守備→マウントのトランジションの走りからヴェルナー、重心が低くなりすぎた2ボランチの手前からマウントの決定機は惜しかった(T^T)

 

守備では相手のビルドアップに対して、エイブラハムかSBを切りながらのWGでプレッシャーは掛けれていましたが、明確に高い位置で奪う意識はあまりないのか、中盤の脇のスペースを何度か使われていました。

 

途中からのホイビュアのダウン3は、逆に3トップでマークできるのであまり効果的ではなかったですね。

 

引いた守備やトランジションの部分では流石のカンテに加え、コバチッチは前線へのプレッシャーからジェームズの所で挟んで奪うシーンが目立ちました。

 

ズマは空中戦でケインに起点を作らせず、チアゴ・シウバはアバウトなボールを全てマイボールに繋げてくれるので決定機はおろか、シュートシーンもほとんど抑えていました。

 

1度ヴェルナーのミスからのカウンターで決定機を作られましたが、ミス1つであそこまで持ってかれるのはレベルの高さを感じましたね。

最後のズマはマジでやめてくれ……(  '-' )ノ)`-'